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【ネットの評判はイマイチ!?】IFAのアテナベスト社について

アテナベストはイマイチ?

知り合いのファイナンシャルプランナーから、オフショア投資を勧められました。そして、IFAはアテナベスト(Athena best)を使うと聞きました。ネットで調べてみると、「解約手数料が高額」、「別のIFAに変更不可」等、良い評判を聞きません。止めておいた方が良いのでしょうか。

こんなお悩みにお答え致します。

本記事の内容

  1. アテナベストというIFAについて
  2. ネット上での噂の真実

本記事の信頼性

  1. お金に関する知識のない状態から、1次情報を調査
  2. 営業マンではないため、中立な立場での情報を発信

大半の方にとって、IFAと呼ばれる独立系ファイナンシャルアドバイザーや、中でもアテナベスト(Athena best)という会社を昔から知っていたよという方は少数でしょう。

ですから、ネットの記事を確かめてみようとしますよね。私もその一人でした。

調べてみると、まずヒットするのは、数記事です。調べる人が少ないから、記事を投稿する人も少数でしょう。

さらに、ヒットした数記事も、どれか1つの記事を真似したように見受けられ、その内容も真偽不明です。

そこで、ファイナンシャルプランナーから聞いたり、正確な1次情報を取得しましたので、皆さんに共有します。是非最後までご覧下さい。

Contents

アテナベストというIFAについて

Photo by Amy Hirschi on Unsplash

IFAとは

信託会社と我々契約者の間に立って、カスタマーサポートを担う会社です。

オフショア投資をする際は、必ず登場する会社です。

必ずIFAが運用を担うと認識されている方がいらっしゃいますが、カスタマーサポートだけの場合と、運用も併せて行う場合があります。

アテナベストとは

簡単にまとめると、以下の通りです。

本社:香港

設立:2007年

サービス:アジア地域の個人および法人のお客様へ金融のトータルソリューションを提供しています。

日本語対応:あり

認可:香港保険ブローカー協会、香港証券先物取引委員会、香港強制積立金制度管理局、英領ヴァージン諸島金融サービス委員会、マレーシアラブアン金融サービス庁

受賞歴:香港優良企業TOP100等多数

参照:アテナベストHP

聞いたことがない会社ですが、怪しい会社ではありませんね。

ネット上での噂の真実

Photo by Vitolda Klein on Unsplash

噂①:運用成績が微妙

私は、信託会社メティスでオフショア投資をしておりますが、アテナベストはあくまでもカスタマーサポートを担っており、運用には携わっておりません。

運用は、運用会社が担っているからです。

確かに、メティスのプランの中には、アテナベストが運用を担うプランもあります。そのプランを選び、結果として運用成績が悪ければ、アテナベスト以外の運用会社が運用するプランを選択することもできます。

メティスの運用に関しては、下記の記事で解説をしております。

メティスの運用方針
参考【一覧で丸分かり!】メティスでの運用方法は?

続きを見る

簡単にまとめますと、ブラックロック、JPモルガン・チェース、マンインベストメンツ等の世界的に有名で実績のある運用会社が、世界中の株式、債券、現物に対して分散投資しています。

メティスが運用しているプランも含め、運用成績に関して、アテナベストが半年に1度、運用状況を契約者に対して報告してくれます。運用報告会については、以下の記事をご覧下さい。

アテナベスト運用報告会
参考アテナベストの運用報告会に参加して【オフショア投資】

続きを見る

噂②:解約手数料が高額

まず、オフショア投資のための信託契約は信託会社メティスと直接結んでおります。

アテナベストは、メティスから報酬を貰って我々契約者のサポートをします。そのため、アテナベストが我々から解約手数料を取ることはありません。

また、解約手数料については、下記の記事で解説しております。

メティスCIのプラン紹介
参考メティスCIのプランについて【噂の解約手数料はいかほど?】

続きを見る

簡単にまとめますと、積立開始直後に積み立てた一部のお金は、あらかじめ決めた積立期間が終了するまで、基本的には引き出すことができません。この一部のお金を引き出そうとすると確かに解約手数料が発生します。

しかしながら、積立の停止、積立額の減額にペナルティーはなく、最初に積み立てた一部のお金以外の引き出しには解約手数料は発生しません。

噂③:アテナベストしかIFAがないのはリスク?

「信託会社メティスと信託契約を結ぶ場合、IFAはアテナベストしか選択肢がない。運用成績に不満があっても変えることができないのは問題だ」というご指摘ですね。

前述の通りですが、運用会社はアテナベスト以外にも10社ほどの選択肢があります。そのため、仮にアテナベストの運用に不満が発生しても、運用会社の運用に切り替えれば良いです。なお、運用会社の切り替えに対して手数料は一切発生しません。

ただ、アテナベストは、日本語サービスに対応しており、かつ、半期に一度、運用報告会が開催され状況確認ができるというメリットがあります。そのアテナベストがメティスの担当から外れた場合、どうなるのかという不安はあります。

あくまでも予想レベルの話ですが、万が一アテナベストがメティスの担当から外れた場合、日本人顧客の多いメティスがある程度カバーすると考えられています。メティスには日本人チームが存在するからです。

噂④:アテナベストに支払う手数料が高い

前述の通りですが、信託会社メティスと我々は直接契約をしており、我々からアテナベストに手数料を支払うことはありません。

確かに、信託会社メティスから我々のサポートの対価として、手数料が支払われていますが、その金額については公表されておりません。

また、信託会社メティスの手数料については、下記の記事で解説しております。

メティスCIのプラン紹介
参考メティスCIのプランについて【噂の解約手数料はいかほど?】

続きを見る

まとめ

アテナベストについてご理解頂けましたでしょうか。

ご意見・ご不明点御座いましたら、お気軽にコメント・DM下さい。

  • この記事を書いた人

元財閥倉庫マン

有名私立大学卒業後、財閥倉庫勤務を開始。10年のキャリアで積み上げた、個人が活躍するためのノウハウを紹介しています。 お気軽にコメント・DM下さい。

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